伊東合宿に行ってきました!
こんにちは。常葉大学の緒方です。
9月9.10日の二日間を使って、伊東で合宿をしてきました。
In&Out labの3年生が運営を担当し、夏休みを目一杯使って準備しましたよ〜
しかし、当日は台風直後の独特な暑さに加えて伊東線がほぼ終日運休。
伊東の旅館にたどり着けたのは9日の夕方でした。
ちょっぴり(かなり)残念でしたが、学べたこともたくさんあったので、今回はそれについて書いていきます。
まずは合宿の概要から
【スケジュール】
1日目→熱海で観光&FW
2日目→伊東で成果発表
【テーマ】
「探求のはじまり」
【目的】
教養探索の態度獲得
☆学ぶ態度を学ぶことについて
現在の私は、学び方が激浅なんです。ちゃんと言うと「表層的で短期的」。
先人たちが作った便利な手法に則り、それを実践しているだけで学んだ気になっているんです。
これは頭ではわかっていても、実際に授業などでサービスデザインの開発などを行なっていると陥りがちな、手段が目的になってしまうパターンの失敗です。
今回の合宿では、「自分なり」に考えることが私の中でのキーワードでした。
今まで手法に当てはめてユーザーのいいなりになっていた考え方から、物事を多面的に理解してから、自分で考えることを意識して取り組みました。
結果はうまくいったような、いっていないような。
学び方はうまくいきました。
inputとoutputのサイクルがうまく構築できていたように感じます。
うまくいかなかった原因は、伝え方です。
考える中で生まれた「人間の考え方っていいよね」を、他者に伝える方法を失念していました。
学び方を意識していたら、本来造形学生が得意とするはずの視覚化ができていませんでした笑
猛反省です。
それでも、自らinputすること、すぐにoutputすることのサイクルを4年生になる前に鍛えられたのは大きな前進だと思っています。
☆ひぐらし
セミやん!って思った人は引き返していいですよ。
これは、合宿で私が所属していたチームに与えられたFWのテーマです。
私たちのチームは、「ひぐらし」を文学から捉え、人間の感情や表現したい欲求に結びつけて「人間らしさ」を考えていきました。
「説明的な言葉では表せない比喩的な表現を生み出すのって、人間ならではだよね」
「エモの反対だよ」
「人間って素晴らしい」
もう自信しかありませんでした。
今回の評価基準はインサイトの深さ。
こんなに人間のことを考えているんだから、なんとなくいける気がする。と。
…文章にしてみるといかに考えが抽象的でふわふわした思考だったのかがよくわかリマス。
そして、二日目の成果発表で4年生に言われた衝撃の言葉
「人間には何かある!って疑いすぎ笑」
…
…
…泣きそう
大切なのは、そのテーマが人の生活にどんな価値を与えているのか。
人間にとって〇〇はこんな価値があるよね、ということ。
あくまで学んでいることは人間中心設計で、人間そのものを疑うことではないですよねw
いつの間にかメタ視点が外れていました。
☆メタ視点の話
私はメタ視点になるのに物理的な距離を必要とするので、みんなが会議している時は一歩引いて話を聞いています。
輪の中に入ることも時に重要でしょうが、中に入った瞬間に自分だけの目になって、全体が捉えられなくなることが怖くてたまらないのです。
そこは適材適所、できる人ができることをすればいいのだと
合宿では感じることができました。
先述したとおり、ラボの3年全員で運営をしたので、一人一人の得意なこと不得意なことが丸見えでした。
それを解決しようと模索している姿もちらほら見られたし、とても楽しい運営でした。
そんなことを側から見ていた私…みんなのことはよく見えたけれど、
私自身は何してたんだろうか、何にも役に立ってないのでは、とふと我に返ったりもします。
まあ、それは運営の話であって
合宿自体の本質を理解しきれなかったこととかを考えると、全然メタ視点になれていないのがよくわかりました。
これもまた意識して取り組みたいです。
☆臨機応変の話
何事も予定通りいかないと、焦ってイライラします。
今回も初日に伊東に行けず、その間、「伊東に行く」ことを目的として行動していました。タスク処理のようなそれは、結果として何も生み出しませんでした。
この場合大切だったのは、その行動や判断に意味を持つことです。
リスクとリターンを考え、今現在何が最善なのか自分に学びや成長があるのかを判断しなくてはいけなかったのだと思います。
だらだら書いてきましたがまとめることができないので
この辺で終わりにします。
学びはこれからも続いていきます。
大学生としてはもう3年生だけれど、人生まだまだこれから〜
楽しく生きていきたいです!